2008年02月18日

「フィブリン糊」使用の医療機関名を公表へ


 薬害肝炎問題は本当に難しいですね。
被害者が言っていた「次の被害者をださない」が現実になるといいなぁ。

 薬害肝炎問題をめぐり、汚染血液製剤「フィブリノゲン」を医師が加工して手術の縫合用接着剤「フィブリン糊(のり)」として使った医療機関名を厚生労働省と製薬会社が近く公表することが18日、分かった。

 フィブリン糊は平成13年、厚労省が製造販売元の三菱ウェルファーマ(現田辺三菱製薬)にフィブリノゲンとともに使用実態を報告するよう命令。同社の調査で外科、心臓外科、脳外科などで401人の医師が、3297の症例で使用し、うち約50人が肝炎を発症したことが14年3月に報告されている。

 この際、医療機関名は報告されなかったが、同社が医療機関名も把握していることが発覚したため、今月上旬、厚労省は同社に公表するよう指示した。同社は医療機関に了解を取りつけ、まとまり次第、厚労省のホームページで公開する。

 平成14年段階で公表しなかったことについて厚労省は「医療機関が患者に告知しているものと思っていた」(血液対策課)としており、フィブリノゲンで感染した可能性の高い418人の患者リストが放置された構図は似ている。

 フィブリン糊では昨年12月、外科手術で使用され、C型肝炎に感染したとして東京と静岡の男性2人が、国などに損害賠償を求めて、提訴した。


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